今年も早いもので残すところあとわずかとなりました。年の瀬で忙しいとは思いますが、気持ちよく来年を迎えるために欠かせないのが大掃除です。
大掃除と言えば不用な物の処分が欠かせません。しかし、中には「もう必要ないけど、どうやって処分すればいいかわからない」ものが混ざっているかもしれません。たとえば、いらなくなった作業着のような。
今回は、作業着の処分方法をご紹介します。
作業着を処分する前に
企業によっては、支給し不要になった作業服の返却を求めているところもあります。返却が必要かどうかは社則で定められていると思いますので、処分方法を検討する前に就業規則を確認してください。
リサイクルも!
使い古された作業着も立派な資源です。捨てる前に、まずはリサイクルを検討してみてはいかがでしょうか。
最近では作業着メーカーがリサイクルの一環として、自社の作業着を回収している場合があります。ご購入したメーカーのウェブサイトに詳細が書かれていることもあるので、確認してみてください。
ちなみにアイトスは衣服のリサイクルを推進する「FUKU-FUKUプロジェクト」に参加しています。このプロジェクトには様々な回収形態がありますが、弊社では製品をご購入いただくと、お手持ちの使わなくなった作業着を引き取って、FUKU-FUKUでリサイクルを行います。引き取った製品はバイオエタノールや、石油を使わない製品を作るポリエステルとしてリサイクルしております。
弊社以外の参加企業でも回収を行っておりますので、詳しくは下記リンク先をご確認ください。
処分方法について
作業着をゴミとして処分する場合、地方自治体により区分が異なります。場所によって資源ごみ扱いのところがあれば、可燃ごみのところもあり、粗大ごみとして扱うところも。
GoogleやYahoo!などで「(居住地)+作業着 ごみ」と検索すれば自治体の情報が表示されますので、必ず確認しておきましょう。区分を確認したら、それに従って処分すれば問題ありません。
なお、資源ごみとして作業着を含めた衣類を出す際には、事前に洗濯することを忘れずに。衣服の資源ごみは、海外に古着として送られたり、サーマルリサイクルに用いられたりと多岐に利用されるので、汚れを落としておく必要があるのです。
※社名・ロゴは切り取る
作業着をゴミ出しするときに、最も気を配るべきは「社名やロゴ」を取り外すこと。会社から支給された作業服は、社員であることの証です。その作業服を悪用されないように、社名やロゴをハサミで切り取るなどの処置を取ってください。
いかがでしたか?
簡単にまとめると、不要になった作業着がある場合は、
- 会社へ返却すべきか業務規則を確認
- リサイクルできないかを確認
- 地方自治体の区分を確認
- ごみとして出す際には社名やロゴの有無を確認
の手順ですすめていけば適切に処分することができます。
大掃除が終われば、あとは新年を迎えるだけです。それでは、よいお年をお迎えください!