金華の長靴工場に続き、先週行ってきた上海アイトスの現状を伊藤より紹介させていただきます。
上海アイトスは年間ものフォロー品と夏物と別注の生産をしております。年齢も高い工場ですが技術的には弊社の工場の中で一番。一部、事務服のラインを年内に構築予定、安定的に事務服商品の供給に対応できる用にしていきます。
第2工場では白衣関連やチノパン、作業服、東北コットンプロジェクトのエプロンなどなど、あらゆるアイテムのフォロー生産を行っています。
更に最近オーダーをいただいているレーザー裁断のクリーンルームウエア、レーザー裁断が順調に稼働中
第1工場は作業服と別注品で全ライン埋まっています。
さらには中国国内向け商品の生産も行っています。価格はローカルメーカーよりも高いですが、日本品質の要求に応えられる商品で1枚からの対応ができると言う事もあり日本同様で多くのお客様に取り扱いしていただいています。
刺繍工場もちょうど商品の入れ替えで今から中国内反向けの準備中。中国の内反向けも日本同様製品で刺繍が入れれるんです。なかなか中国で製品で刺繍する工場はありません。
昨年新たに開設した青浦のCAD事務所、仕様書からマーカー、グレーディング、パターン作成などを行いっています。日本と工場のやり取りはスカイプで、2017年には青浦まで地下鉄ができるようです。工場からの移動は不便ですが、市内からは便利になりそうです。
中国は何処にいっても今は菜の花が満開、上海アイトスの付近も一面黄色の菜の花畑になっていますよ。
上海、南京、大連、江西にある中国の工場の10工場の今後を考える次期にきています。ミャンマーやラオス工場との差別化など今年の下期より見直しを行い、その国や工場の特長を生かしより、安定した商品供給や新たなオーダーの獲得、日本以外への販売も視野に入れ考えて行きたいと思っています。